余裕のつくりかた

最近、マインドフルネスやヨガなど、
「今」に集中するエクササイズが注目されています。
慣れてくると、どんな状況に置かれていても
「今」に意識をむけられるとはいえ、
そこに至るまでに、苦心されている方も多いようです。

今、目の前のことに集中するために
マインドフルネスなどがありますが、
それをさらに促進させるためには
「環境を整える」ことが有効。

今回のメルマガは、「時間がない」と嘆く方に
ぜひおすすめしたいお話です。

目次

「今」を集中するには「余裕」が必要

よく「今ここ」を感じるとか、
「今ここ」を味わう、
「今ここ」を生きる、なんて聞きませんか?

あれって、言葉は簡単ですが、
結構深い言葉だなと思います。

なぜなら

今目の前のことに集中するには、
気にかかることを終えておく必要があったり


集中するために
時間的余裕や、金銭的余裕が必要な場合も
ありますよね。


あなたには、いまどれくらい「余裕」ありますか?
「余裕」を意識して作っていますか?

無自覚に使ってしまう時間に気づいてみよう

わたしは、息子が生まれた頃から、
この「余裕」を強く意識するようになりました。

きっかけは、勝間和代さんのメルマガ(サポートメール)で
欠乏の行動経済学から「スラック(余裕)」を扱ったのがきっかけでした。
そちらについての簡単な記事も勝間さんのサイトにあるのでよければ。

当時の私は、子どもが生まれたばかり。
コーチとしてもっと活動しようとか、
何かしないと、という思いにかられていました。

行動を「増やす」ことで乗り切ろうとしていた私に
「やめなさい」と言ってくれた
のが
このスラック(余裕)のメールでした。

私たちが使える時間というのは、有限です。
その時間のなかで、私たちは仕事をしたり、
家事や生活をするのです。

自分の人生の時間で、
「これをしたい」と思うことに使える時間は、
かなり意識してひねり出さないと、
とても短い時間しかないのが現実です。

けれども、日常に埋もれてしまうと、
そんな当たり前のことなのに、
なんというか「このまま時間がずっとある」
ように感じてしまうんですよね。

病気になったり、
生活環境が変わったりしないと、
なかなか気がつきません。

他人の目を気にして動かなかったり、
誰かのご機嫌をとるために時間を使っていたり
対して重要ではないことに時間をかけていたり

実は、そんなことに時間をかけている余裕は、
私たちにはないのです。

いろいろな「蓄え」で、余裕を作る

この余裕をつくるためにどうしたらいいのか?
気になりますよね。
当時の私が参考になると思ったのが、
学んでいたコーチングプラットフォームで知った
自己基盤を整える概念の中でであった「蓄える」という考え方です。

これは、コーチングの祖の1人
トマス・レナードという方が作ったプログラムの中で紹介されています。

  • 時間
  • お金
  • 関係性
  • 空間
  • エネルギー
  • チャンス

などを蓄えることができると考えます。
蓄えていると、余裕が生まれます。

時間やエネルギー、
これらを「100」ずつ蓄えるとした場合、
あなたの備蓄バロメーターは、
いまどれくらいでしょうか?

それらが満タンの100になったら、どう感じますか?

100にするために、何ができそうですか?

今すぐできることはなんですか?

まとめ

忙しい毎日の間、ちょっと立ち止まって時間を作る。
結構、意識しないと難しいですよね。

気がかりなことの棚卸しや、
「備蓄バロメーター」の数値化により、
あなたの余裕がどれくらいあるか、客観的に見ることができます。
(コーチなど、他者との共有もしやすくなります)

ほしのオフィスのセッションでは、
トマス・レナードのプログラムも活用しながら、
実際に「蓄える」について取り組むサポートもしています。

セッションに興味を持ってくださる方はこちら

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この記事を書いた人

期待された役割、刷り込みの役割を演じていると、傍目からみてどんなに恵まれた環境にいても、人は疲弊してしまいます。私自身「自分らしく生きる」「幸せとは」を追求し、仏教を学び、コーチングに出会いました。コーチングを通して、あなたが「あなたらしさ」を取り戻し、発揮していくお手伝いをいたします。

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