信州の自然に暮らす 内向型×ストレングスコーチ ほしのゆかりです。
最近息子がよく、学校であった「いやなこと」について話してくれます。話してくれるというより、何かのきっかけで思い出した嫌な感情をぶつけてくる、そんな感じ。
今回は、子供やパートナーの悩みに寄り添うときに役立つかもしれない「視点の切り替え」についてお話しします。
相手のモヤモヤに寄り添い、問いかける
話をいろいろ聞いていると、息子は正義感が強いようで。自分に関係ないところで、誰かが「やっちゃいけないこと」をやっているのがどうしても気になる。
それを注意するんだけれども、相手は聞いてくれない。
息子は怒る。
「やっちゃいけないこと」を、自分は我慢しているのに誰かがやっていることも気になるし
自分の注意を聞いてくれないことにも腹が立つ。
子どもは、自分が何に腹を立てているのか明確にはわかりません。
なぜならまだ、自分が感じていることと感情が紐づいていないから。
いつもわたしはうんうんと頷きながら、こんな声かけをしてみます。
それは悲しかったのかな?
腹が立ったのかな
もやもやしているのかな
ざわざわしているのかな
カード(感情別の顔が描かれている)だと、どのお顔かな
息子の気持ちを代弁してみたり、ねぎらったり、応援したり
じゃあどうしたらいいんだろう?と、一緒に考えたりしています。
息子が話す内容のうち、息子自身が抱えているもやもやの解消方法に対しては、いろいろとアイディア提供をしたりするのですが、もやもやを引き起こした出来事への解決方法について「こうしたらいいよ」と言ったことはありません。
安心して話せるように、まず受け止める
今日はこんなことも伝えてみました。
ママはお仕事で、そういう話を聞くこともしてるんだよ、ということ。
大人になっても、自分の感情と付き合っていくんだよ。それはとっても大事なことなんだよ。
するとなんだか、息子がとっても嬉しそうな、ほっとしたような表情をしていました。
息子の中で何が起きているのかは、まだよくわからないし、もちろん何が正解なんてありません。
わたしが大切にしたいと思っているのは、
成長していく過程で、息子自身が自分と上手に付き合えるようにサポートできたらいいなぁ
困ったことがあるとき、ママに話せば聞いてもらえる。身近な大人を頼って大丈夫。
そんなことが伝わればいいなぁということ。
問題を外に出して、一緒に眺めるイメージ
こんなことを念頭におくときに、役に立つイメージがこれです。
問題を間に置く → 問題を外に出す
家でも(時々)コーチですね(^ ^)
家族・パートナー・部下・友人。大切な相手だからこそ、「相手の課題を解決してあげたい!!」「相手のここを直さなければ!!」などと力が入ってしまいます。
問題が解決することも大切ですが、「聞いてくれる相手がいる」「一緒に考えてくれる」その姿勢が伝わることの方が、相手と良い関係性を築くことに繋がります。
わたしの関わり方には、もうひとつ「フィードバック」というとても重要な要素が含まれています。
フィードバックについては、また今度(^ ^)