プロコーチに必要な継続学習とは? スキルアップする学習環境とあり方

コーチングはお互いのコミュニケーションで成り立ちます。コーチ自身の健康、精神状態が崩れていてはクライアントを支援できません。他にも、コーチングを提供する環境づくり(子育て・介護などがあればなおのこと)、ビジネススキルやマーケティング戦略など、自己研鑽を深めることは大切です。

自分をよく理解し、人間性を高めながらプレゼンスを深めていきましょう

目次

継続して学ぶべきはスキルとプレゼンス

プレゼンス(あり方)は自分の中から見つける

コーチが学ぶべきことは大きく2つあります。ひとつはコーチスキルの習得、もうひとつはプレゼンス。コーチとして活動するあり方です。

技術はスクール・コミュニティで学ぶ

クライアントへより良いコーチング体験を届けるならば、まずは一定基準をクリアしたスクールやコミュニティで学ぶのが近道です。

私も、はじめは一般のコーチングスクールへ通い、そこでICFを知って認定資格を取得しました。ICFの認定資格は更新制で、知識のアップデートとセッションの積み重ねがなければ更新が難しい仕組みになっています。

コーチングに限らず「これを学べば成功できる」というものはありません。新しい情報をキャッチアップし、定期的にフィードバックを得られる学習環境に身を置いて、ご自身の強みを活かしたコーチを目指しましょう。

自分の現在地に気づくために、メンターコーチは必須

選ばれるプロコーチになるためにメンターコーチを探しましょう。コーチングはクライアントと1対1で行うプライベートなものです。自分のコーチングがどのレベルにあるのか、何が足りないのか、1人では客観的に判断できません。

現在活躍されているプロコーチの多くは、自分のコーチングを第三者からフィードバックしてもらう機会を設けています。ICF認定資格の取得要件にも上位認定者によるメンターコーチングが含まれています。

クライアントと同じくコーチもまた、第三者から自分の現在地に気づかせてもらう機会が必要です。

継続的なクライアント支援のために学ぶべきことはコーチングスキルだけではありません。プロコーチとして独立された方は特に、やりたい気持ちだけでは乗り越えられない壁があると思います。今回は、コーチ歴15年の私の経験を踏まえながら、プロコーチに必要な学びについてお伝えします。

ゴールと道すじは見えていますか

10年前、コーチングスクールで学んでいた頃は、自分と似た背景を持つロールモデルが見つからず、ステップアップの道のりが分からない状況でした。

その状況から私がコーチとして独立できたのは①学習機会の継続②コーチ仲間・マイコーチによるフィードバックがあったからだと思います。

ICF(国際コーチング連盟)の資格維持をするには、40時間以上の教育プログラムの受講と認定コーチによるメンターコーチングが求められます。必然的にメンターコーチが求められるんですね。

ちなみに私はICF認定維持のための学習と、コーチング勉強会への参加、クリフトンストレングスを含む知識の習得などに年間100万円以上費やしています。

練習しないコーチはいません

選ばれるプロコーチを目指すならば、継続的に学びとフィードバックを受けられる環境に身を置きましょう。

ほしのオフィスのコーチ支援サービス

コーチングスキルは継続学習とフィードバックによって体得するもの。独りよがりのコーチングにしないためにも、ぜひご自身の目的に合った継続学習の場を見つけてください。

ほしのオフィスでも、コーチ業を始めた方への支援プログラムを提供しています。

ほしのゆかりについて

2014年にICF認定資格を取得後、コーチングを提供したクライアントは200人以上。クライアントのリピート率9割、セッション時間は3000時間以上の経験があります。

ICF認定のメンターコーチをお受けすることも可能です。

  • ICF国際コーチング連盟認定 マスターコーチ(MCC)
  • ICF国際コーチング連盟 登録メンターコーチ
  • ICF国際コーチング連盟 アセッサートレーニング修了

詳しいプロフィールはこちら

コーチのプレゼンスと能力水準を学ぶプログラム

ほしのオフィスでは大きく2つのプログラムをご用意しています。
ご自身の目的、理解度に合わせて柔軟に取り入れることができます。

プログラムの比較

メンターコーチングマンツーマン・倫理規定/コア・コンピテンシー個人セッション
ICF倫理規定・コア・コンピテンシーの読み込み※希望があれば
コーチとのディスカッション
セッション記録のフィードバック
ICF 認定資格の更新要件
※10時間以上

メンターコーチング

クライアントとのセッション記録(録音データと逐語録)を事前に共有いただき、コーチングのフィードバックを行います。

ご自身のセッション力向上に役立つほか、ICF更新に必要な要件(上位認定者によるメンターコーチング10時間)を満たすことが可能です。

メンターコーチング:オリエンテーションで行うこと
  1. 自己紹介
  2. メンターコーチングの目的を確認
  3. 今後の進め方についてご案内

マンツーマン・倫理規定/コアコンピテンシー個人セッション

ICFの倫理規定、コア・コンピテンシーを読み込み、体得する勉強会です。ICF認定資格を取得できるレベルのコーチングスキルが結果的に身につきます。資格取得が目的でなくても参加可能です。

ICF認定取得を目指す方はもちろん、コーチとしてスキルアップしたい方にも好評をいただいております。

ICF の倫理規定・コア・コンピテンシーとは

ICFが世界中の1300人以上のコーチから集めたエビデンスをもとに、コーチが持つべき倫理観能力水準をまとめたもの。

参照:ICFJapan プロコーチの能力水準

勉強会のはじめに、ご自身の現在地を把握します。

この勉強会で知りたいこと、目指したい姿、ICFやコーチングの知識の理解度を確認しながら、オーダーメイドの学習計画を立てるのが特徴です。

マンツーマン・倫理規定/コアコンピテンシー個人セッション:オリエンテーションで行うこと
  1. 自己紹介
  2. ICFについて
  3. 倫理規定/コアコンピテンシーとは
  4. 理解度の確認・今後の進め方についてご案内

この勉強会ではICFの倫理規定、コア・コンピテンシーを体現するため、対話しながら学びを深めます。いわゆる教科書的な学びではなく、ご自身の体験を重視する学習の場です。

「こういう場合、コーチとしてどうするべきなのか?」
「クライアントとの関係構築で自分に足りないものは何か?」

コーチングでありがちな悩み、疑問に沿ってお答えしながら、クレデンシャル・エグザム合格レベルの知識・技術の体現を目指します。

コアコン・みんなの学び場

マンツーマンが不安な方へ、3人以上のグループで行う勉強会「コアコン・みんなの学び場」を開催しています。年1〜2回募集をしていますので、こちらもぜひチェックを。

コアコン・みんなの学び場

継続的な学習環境に身を置き、より良い体験を提供しましょう!

コーチングの需要は増えているものの、コーチとして何をすれば良いのかわからず模索しているコーチは多いと思います。ぜひ多くのプロコーチと知り合い、ご自身に合った学習環境とメンターを見つけましょう。私でよろしければいつでもご相談ください。

ほしのゆかりについてもっと知りたい方へ、コーチングのノウハウやコーチの日常をメールマガジンで配信中です。

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この記事を書いた人

期待された役割、刷り込みの役割を演じていると、傍目からみてどんなに恵まれた環境にいても、人は疲弊してしまいます。私自身「自分らしく生きる」「幸せとは」を追求し、仏教を学び、コーチングに出会いました。コーチングを通して、あなたが「あなたらしさ」を取り戻し、発揮していくお手伝いをいたします。

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