「選択の仕方」が変わった。内向型コーチングで得たバランス感覚

不動産関連企業でバックオフィスのお仕事を続けてきたHさん。結婚・出産後も仕事にエネルギーを注ぐ日々でした。そんな折にできた会社のキャリア支援制度が、今後の働き方・生き方を考えるきっかけになったそう。

内向型コーチングにより、お仕事・プライベートの両面で自分らしい選択ができるようになったHさんに、コーチングで得た変化についてうかがいました。

目次

Hさんのプロフィール

40代 女性 会社員
ストレングス・ファインダー®の資質TOP5:調和性、学習欲、達成欲、包含、公平性
コーチングの頻度:個別セッション(月1回)・LINEコーチングプログラム

仕事・子育て・夫婦関係……、バランスの取り方に悩み

どのようなきっかけでコーチングを検討されたのですか?

Hさん

きっかけは、会社の福利厚生でした。
私は、住宅系のメディア会社で広告審査など法律に絡む仕事をしています。

Hさん

入社19年目、業務の知識や自身の専門性は十分に高められているものの、周囲とのコラボレーションや影響力を求められる立場となり、自分にできることは……と、悩んでいました。

Hさん

昇進のタイミングで、会社からキャリア支援の補助金が出たことと、子育てと仕事のバランスについて考えたい時期でもあったので、コーチングをうけてみようと思ったのです。

あえて内向型コーチングを選ばれたのは、何かお悩みがあったのでしょうか?

Hさん

以前、人間関係がきっかけで心身ともに崩してしまった時期があり、その経験から人との関わり方には苦手意識をもっていました。物事に深く考え込んでしまいがちでしたし「考えすぎだよ」といわれることも多くありました。

Hさん

社内コミュニケーションだけじゃなく、家族とのコミュニケーションも少し悩んでいました。夫は家庭に協力的ですが、娘との教育方針や接し方の違いでギスギスしてしまうこともあって……。これでいいのかなと思っていたところでした。

子育てと仕事、大変な時期ですものね。ゆかりさんにお願いしようと思った理由は?

Hさん

あるウェブサイトで見かけたゆかりさんの紹介文で「(ゆかりさんのコーチングは)徹底的に内省させてくれます!」とあったんですね。この一言に惹かれてゆかりさんのブログを読み、この人にお願いしたいと思いました。

カウンセリングとの違いは、次の行動につながるかどうか

実際にコーチングを受けてみていかがでしたか?

Hさん

自分の体調を意識し、良い環境を整えることに力を注ぐようになりました。ちょうど9月に引っ越しを控えていて、コーチングで知ったことを活かす絶好のタイミングだったんですね。

Hさん

これまではテレワーク専用の場所なんてなかったし、それが当たり前だと思っていたのですが、自分にとって必要なものを厳選し、落ち着ける良い環境を整えたことの効果を実感しています。

Hさん

家族との穏やかな時間が増えましたし、仕事でもより高い成果を出すことができるようになりました。

自分が必要としているものに気がついたんですね。

Hさん

そうですね。例えば、これまでお昼寝や長時間眠ることに対して「時間がもったいない」とネガティブな思考をもっていました。今の私の体調に意識を向けるようになってから、人間には休息が絶対に必要なんだと気づきましたね。

Hさん

あとは、私って1人になる時間が必要な人間なんだと自覚できました。心も体も健やかであるために、静かな環境と時間を工夫するようになりました。

Hさんはカウンセリングにも通われているとのことですが、コーチングの違いはありましたか?

Hさん

カウンセリングは3、4ヶ月に1回、自分を吐き出す場として継続しています。自分を語る点は同じですが、カウンセリングはあくまで自分から気づくところに重きを置いている印象です。

Hさん

一方、コーチングは具体的なフィードバックがあります。次に何をすればいいかを、新しい視点で提供してくれることが、大きな違いだと感じています。

自分自身の「ネイチャー=本質」を自覚して得たバランス感覚

ご自身への理解を深めてみて、感じた変化ってありますか?

Hさん

行動の奥にある気持ち・心を意識できるようになりました。

Hさん

以前だったら、周りの反応を気にしすぎて疲れ果ててしまったり、発信を控えたりする場面が結構あったんですね。今は、必要以上に適応している自分に気づいているぶん落ち着いて対応できるようになりました。

気づくと自分を後回しにしてしまうことや、本当はしたくないけれどしてしまう場面ってありますもんね。

Hさん

そうですね。取り組み始めたら最後まで成し遂げたい性質や、場を乱す発言は控えるところは、クリフトンストレングスを受ける前から自覚していました。けれど、その性質で苦しいときにどうすればいいのかわからないままで……。

Hさん

ゆかりコーチとのセッションで得た気づきを実際の行動に移してみたり、書籍で学んだこともひとつずつ行動に移すことで理解が深まり、ラクになっていったと思います。

思考の癖に気がつくと、いろいろな場面でラクになりますもんね。

Hさん

まさにそう。例えば、夫が「今日のご飯は美味しかったよ」と言うと、「今日の晩御飯『は』なんだ、『も』じゃなくて『は』なんだね」と考えてしまう。

ありますねー。疲れているときほど気になってしまう。

Hさん

でもそれは私のネイチャー(本質)であって、夫は違うネイチャーを持っていると気づいたら、冷静に受け止められるようになったと感じます。

Hさん

思ったことをそのまま言う人もいれば、よく考えてから話す人もいる。どちらが正しいわけでもなく、一人ひとり違う特性なんだと理解できるようになりました。

子育てと仕事のバランスが必要な時期は特に、心を追い込んでしまいがちかもしれませんね。

Hさん

そうですね。今は、心も身体づくりと同じく、コーチングを通じて変えていけるものだと実感しています。

お子さんが小さなときほど、自分のことをないがしろにしてしまったり、知らないうちに追んでしまったりするものです。

ほしのオフィスの導入セッションでは、自己理解を深めるために、ストレングスファインダー®︎やその他アセスメントも活用しながらすすめていきます。お気軽にお声がけください。

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この記事を書いた人

期待された役割、刷り込みの役割を演じていると、傍目からみてどんなに恵まれた環境にいても、人は疲弊してしまいます。私自身「自分らしく生きる」「幸せとは」を追求し、仏教を学び、コーチングに出会いました。コーチングを通して、あなたが「あなたらしさ」を取り戻し、発揮していくお手伝いをいたします。

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