人生のターニングポイントで空回りしていた心を、整えて加速できました。:お客様インタビュー

人生100年時代、生き方に悩む方は少なくありません。年齢とともに変化する身体、家族の病気やポジションの変化、引っ越しやトラブルといった環境変化など、私たちは多くの変化に晒されています。特に大きな変化が起きると、先が見えず空回りしてしまうケースはよくあるものです。

親御さんの介護をきっかけに、30年勤めた会社を辞めたAさん。自分らしく現役で働き続けるため模索するなか、具体的な働き方が描けず自己嫌悪してしまう日々だったそうです。

今回は、Aさんが自分らしく加速できた背景をお伺いしました。

目次

Aさんのプロフィール

女性 50歳 個人事業主

ストレングス・ファインダー®の資質TOP5:内省、収集心、学習欲、着想、最上志向

コーチングの頻度:導入セッション(3ヶ月)、継続セッション(月2回)

※インタビューはライターが行いました。

先がみえず、周りと比べて自己批判の日々

Aさんは親御さんの介護で会社を退職されたあと、自分らしい生き方を模索されていたと伺いました。当時の思いについて教えていただけますか?

Aさん

30年以上勤めた会社を辞め、親の介護をしながら先々を考えていました。少しずつ衰える親の様子から、自分の動ける時間はそれほど多くないかもしれないなって思いまして。

Aさん

自分らしく力を発揮しながら生きていくために、起業して働く道を探していたんです。

大きなターニングポイントでしたね。

Aさん

そうですね。会社員をしていたときは、安定した働き方が一番だと思っていたんです。頑張れば着実に成長できますから。

Aさん

いざ辞めてみると、全く違う世界に来たと感じましたね。当たり前だと思っていたことは全くそうではなくて、どう歩めばいいか分からなくて。

介護中に起業されたのですか?

Aさん

いえ。親を看取ったあと動き始めました。

Aさん

100歳まで働いている未来は想像できても、どうやってそこに行き着くのかがわからない。さらにいえば、高みを目指したい気持ちもありました。

Aさん

「あの人はできるのに私は……」といった具合で、自己否定を繰り返してしまって。自分を認められないネガティブな思考は、行動にも現れていたと思います。

見通しが立たないときほど、何度も自分を傷つけてしまいますよね。ゆかりコーチと知り合ったきっかけは?

Aさん

ゆかりコーチとは、クリフトン・ストレングス®︎のワークショップでお会いしました。たまたま同じテーブルで、話してみると私のことをわかってくれている感じがしたんです。

Aさん

共感というよりは、自分の特徴を的確に表現してくれるという感じでした。

それは驚きますね!その後、コーチングに申し込んだ決め手は?

Aさん

ゆかりコーチのウェブサイトをみたとき、「整えて、加速する」というコピーに惹かれたんです。

Aさん

ぬかるみにはまって空回りするような状態から、「整えて、加速できるなら!」と思って、コーチングに申し込みました。

自分のルーティンが分かる「取扱説明書」ができた

コーチングではどんなことに取り組みましたか?

Aさん

自分の心の動き、特徴、陥りやすい癖を客観視できるワークを教えていただき、実践しました。

Aさん

自分の体力・気力を毎日数字にするワークでは、気持ちが落ちたときに何が合ったのか、逆に気分が上がるときに何をしたのか気づけるようになりました。

具体的な出来事と対処法を、差し支えない範囲で教えていただけますか?

Aさん

以前は、身近な人に良くないことが起きると、ものすごく心を痛めて落ち込んでしまうことがありました。相手に対し必要以上に心配してしまうんですね。

Aさん

そんなとき、目線を植物や身の回りのものに目を向けてみると、少し落ち着くことが出来ました。

Aさん

ゆかりコーチから教わったワークをきっかけに、自分なりの対処法をメモした取扱説明書も作ってみたんです。

非常に細かくまとまっていますね!何か参考にしたものがあったのでしょうか?

Aさん

いえ、自分なりにパワーポイントでまとめてみました。コーチングの機会を無駄にしたくなくて。

Aさん

まわりを見て深く落ち込む行動を振り返ったとき、ゆかりコーチから、「差分を認識することは、向上のためのルーティンです」と言われてハッとしたんです。

Aさん

落ち込むことは悪いことじゃない。這い上がるためにしゃがんで、力を貯める状態が落ち込むことなんだと。

自分を無意識に責めてしまうのって、なかなか止められないと思います。すごいですね!

Aさん

この気づきを一つずつまとめていったら、「あ、またルーティンがきたか」と客観的に捉えられるようになりました。

取説には、「思考の迷路に入る」「ネガティブな情報はメモして捨てる」など書かれていますね。

Aさん

そのときの状態を一言でまとめるワーディングと、その状態への対策をメモしています。自分なりにやってみてよかったです。

Aさん

「思考の迷路に入る」は悶々と考え続けて抜け出せない状態を表現しています。思い出すのが苦手な私でも、短くコンパクトに言い換えて記録しておくと思い出しやすくて。

Aさん

コーチングを受けるまでは、記録する習慣がなくて忘れてばかりだったけれど、こうして記録することの大切さを教えていただいてからは、手帳を買ってメモするようになりました。

人生を「整えて、加速する」ためのコーチング

今は、どんなテーマをコーチングで扱っていますか?

Aさん

最近は大局的なテーマが多いかもしれませんね。将来に向けて今することとか。私もコーチングを学びながら、いろいろな方とお話する機会が増えているので、コーチ業のアドバイスをいただくこともあります。

ちなみに、これから先の人生はどんな生き方をしていきたいですか?

Aさん

今は、ゆかりコーチをはじめ、人生に良い影響を与えてくださるコーチの方々みたいになりたいですね。

Aさんのまわりにいらっしゃるコーチたちの、どんなところに憧れますか?

Aさん

みなさんもきっと、いろいろ悩まれたり、苦難があったりされていると思います。そのさなか、自己理解を深めながらコントロールができているところですね。

Aさん

コーチの立場になって、あらためてゆかりコーチのレベルの高さを感じています。自分もこうなりたい、うまくなりたいと思うんです。

Aさんにとって、ロールモデルでもあるんですね。

Aさん

私はこれからも、もっと加速したい。セッションのたびに、話して、整えて、次へ向かいながら加速している感じがします。これからもセッションを重ねて、自分が目指す姿になれたらいいなと思います。

無意識に繰り返す「思考の癖」に自ら気づける人はほとんどいません。なんとなく察知していても、それが具体的にどんな状況で起きるのかまでは掴めていないのです。

コーチに話して、その因果を観察する力を養うと、落ち込む前に対策できるようになります。そして、加速していくのです。

ほしのオフィスのコーチングでは、クライアントに合ったワークをご提案し、セッション以外の時間も目的に向かって取り組む時間を大切にします。ご相談はお気軽にお声かけくださいね。

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この記事を書いた人

期待された役割、刷り込みの役割を演じていると、傍目からみてどんなに恵まれた環境にいても、人は疲弊してしまいます。私自身「自分らしく生きる」「幸せとは」を追求し、仏教を学び、コーチングに出会いました。コーチングを通して、あなたが「あなたらしさ」を取り戻し、発揮していくお手伝いをいたします。

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