自分の「大切にしたいこと」に気づくことができました:お客様インタビュー

今回は、職場の異動をきっかけに「大切にしたいこと」がわからなくなってしまったNさんのお話です。ご自身を「仕事人間だった」と表現するNさん。10年以上務めた部署から異動し、帰宅時間が早くなったものの、家でも慌ただしく過ごす日々。1年半の継続コーチングにより、自分が大切にしたいことを見つけた彼女の顔は、とても穏やかで満たされていました。

目次

Nさんのプロフィール

50代女性 会社員
ストレングス・ファインダー®の資質TOP5:慎重さ 責任感 調和性 達成欲 規律性
コーチングの頻度:導入セッション3ヶ月+継続セッション月1回/1年半継続

※インタビューはライターが行いました。

「自分の価値基準」がわからなかった

コーチングを受ける前は、どんなことに悩んでいましたか?

Nさん

私はこれまで仕事中心の生活をしてきました。10年以上同じ会社・部署で仕事に打ち込んだのですが、2年前の部署異動でこの先、何を大切にして生きればいいかわからなくなってしまって……。帰宅時間が早くなり家にいる時間も増えたのに、いつも「どうにかしなくちゃ」という気持ちでいっぱいで。

自分がどうしたらいいのかわからなくて八方塞がりに感じていた時に、ストレングスファインダー®︎に出会ってテストを受けました。

ほしのオフィスを知ったきっかけは何でしたか?

Nさん

知人がほしのさんと開催したストレングス・ファインダー®のワークショップです。そこでコーチングのオリエンテーションを紹介いただきました。

オリエンテーションで不安はありましたか?

Nさん

Zoomによるオンラインセッションに不安がありましたが、私自身もコーチングの勉強を始めていたので、セッション自体はそれほど不安を感じませんでした。

コーチの言葉で追い詰められている自分に気がついた

ほしのオフィスに依頼した決め手は何でしたか?

Nさん

オリエンテーションで言われた言葉が、私の心に響いたからです。

「今、あなたは骨折している状態だから、今は前に進まなくて大丈夫。ゆっくり休んでいい」と。

そう言われたとき、ふっと肩の力が抜けたんです。

どうにかしなきゃ!前にいかなきゃ!と、いっぱいになっていた自分に、「なんか、もっとゆっくりでいいんだ」と思えました。つらいときって「がんばれ!」「大丈夫」と声をかけてもらうことはあっても、こんなふうに言ってもらえることはないですよね。

「骨折」と表現されるほどの状態だったなんて自覚はなく、考えもつかなかった。けれどその言葉で、「だから私、動けないんだ」と素直に受け入れることができたんです。

大切にしたいことが明確になった

コーチングを受ける前と、受けた後でどのような変化がありましたか?

Nさん

以前は家に帰っても「自分ができることはやるべきだ」と考えていました。帰宅してすぐ洗濯物を干し、電気代がもったいないので乾燥機は雨の日だけとか……。時間は増えたはずなのにバタバタして、余裕がない理由がわからなくて。

今は「自分がやりたくないこと」「大事にしたいこと」をはっきり自覚しています。私は旬のものを美味しく食べることがすごく好きです。料理も好き。ですが、片づけや洗濯の過程はそれほど大切ではないんです。

洗濯物を干す時間を節約するため、今では洗濯を干すことをやめ、乾燥機に頼っています。天板の木目が見えないほど物で溢れていた台所も、使わないものを断捨離したら草花を飾るスペースができました。

とても素敵な変化ですね!

Nさん

ごはんをつくって、ゆっくり食べて、ゆっくりお風呂に浸かる。言葉にすると、ごく普通のことですが……。

自分が大切にしたい価値に気づいたことで、家での生活が穏やかになり、帰宅後の時間に目を向ける余裕ができたと思います。「できる・できない」ではなく、「やりたい」を優先するようになってからは、周りの意見に流されたと感じる場面も無くなりました。

ありのままを受け止めてくれる場所

ほしのオフィスをおすすめするポイントを教えてください。

Nさん

急かさない、焦らせない。本当にクライアントのペースで伴走してもらえるところです。

答えが出ない状態でもずっと待っててくれる安心感があります。コーチングをお願いしてよかったです。

人から言われたことをやってみて気づくこともあるけれど、自分で気づいて出した答えは、自ら出てきた言葉だから、「じゃあ次、どうしようか」と、素直に受け止めて次へ進めるように思います。

自分が大切にしたい価値を見つけられた今は、余裕ができて、周りに流されることのない自分を手に入れることができました。

とても真面目で落ち着いた印象のNさん。そんな彼女が無意識のうちに持っていた「こうしなきゃ」「こうでなければ」といった枠に気づき、「やりたいこと」に目を向ける余裕ができたこと、本当に素晴らしいと思います。

※このインタビューから1年半後、Kさんに継続コーチングによる変化についてお話を伺いました。

ほしのオフィスでは、コーチングの前に必ず無料の「オリエンテーション」を行っています。お互いの自己紹介と雑談を交えながら、その方に合うセッションの頻度、内容を見極める時間です。ぜひお気軽にお声かけくださいね。

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この記事を書いた人

期待された役割、刷り込みの役割を演じていると、傍目からみてどんなに恵まれた環境にいても、人は疲弊してしまいます。私自身「自分らしく生きる」「幸せとは」を追求し、仏教を学び、コーチングに出会いました。コーチングを通して、あなたが「あなたらしさ」を取り戻し、発揮していくお手伝いをいたします。

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