結婚・子育て・キャリアは、多くの女性が悩み模索するテーマです。今回インタビューしたHさんも子育てをしながら「何か自分に貢献できるものはないか?」と考え、ほしのオフィスへお問い合わせいただきました。
はじめはコーチになろうと思っていたHさんですが、今は、田舎の自然とともに暮らすスタイルを発信し、ありのままの自分だから貢献できるものを見つけたそうです。
人の数だけ答えがある「子育て×仕事」のテーマに、Hさんがどう向き合ったのかうかがいました。

Hさんのプロフィール
女性 34歳 専業主婦
ストレングス・ファインダー®の資質TOP5:慎重さ、最上志向、親密性、内省、公平性
コーチングの頻度:無料体験、導入セッション(3ヶ月)
※インタビューはライターが行いました。
仕事のために、安定したメンタルが欲しかったけれど
1歳9ヶ月と5歳のお子さんがいらっしゃるとのことで、子育てに集中する時期であると同時に、ご自身のキャリアで悩みがちなときだと思います。Hさんも同じ悩みを抱えていたそうですね?

そうですね。ゆかりさんのコーチングを受ける前は、自分のやりたい仕事と家庭とで、気持ちの切り替えが思い通りにならなくて……。



仕事をするなら心の土台が安定していないとダメだと思って、コーチングに申し込みました。
どのようなお仕事を目指していたのですか?



コーチを目指していました。一時期、メンタルを崩した経験から、同じように悩む方のサポートをしたいと思ったのです。



でも、ほしのさんのコーチングを受けて変わりました。



今は、自然とともに自分らしく生きたい。自然に囲まれた環境で、野菜と、鶏を育てながら暮らしながら、ありのままの様子をInstagramで発信しています。
素敵ですね。もともと、自然の中での暮らしに興味があったのですか?



はい。子供の頃は自然の中を遊び回るような生活をしていたので。大人になってあらためて、田舎暮らしをしたいなと思ったんです。
悩んでいる方が「ありのままでいいんだ」と励まされるInstagramアカウント、とても素敵ですね。その思いは、「コーチをして、心の支援をしたい」という思いとつながっているのかもしれないなと、お話から感じました。
感情の波があってもいいんだと思えた
Hさんにとって、3ヶ月間のコーチングはどのような時間でしたか?



表現が難しいのですが、気持ちの変化が大きい時間でした。コーチングを受けた3ヶ月は、自分の気持ちのゆらぎを感じることができた、凝縮した時間だったと思います。



ある日は自信満々でポジティブでも、翌日には泣きじゃくるほどネガティブになるような、大きく波打つほどのゆらぎだったんです。
今、お話している限りでは、穏やかな様子でとても想像がつかないです。



嬉しい気持ち、悲しい気持ちがぐるぐる変わるなかで、ゆかりコーチは一緒に向き合ってくれました。



このグラグラした状態を、私は「いつもこのパターンじゃん……」と悲観的に見ていたんです。何度も同じパターンの繰り返しだと。



でも、コーチと一緒によくよく見てみたら、全く同じではなく、ちゃんと次につなげてることに気づけました。
その気づきで、ご自身の枠が外れたのですね。



そうですね。波があってもいいんだと腹落ちしました。



頭では「全てを受け入れて、ありのままでいいんだよ」「自分を受け止めよう」って言葉を理解していても、納得していなかったと思います。こんなんじゃダメだ。もっと安定しなきゃダメだって。



揺らぎがあっても、自分はちゃんと気づいて、少しずつ変化していると思えた。これを体感できたのが大きな経験でした。
コーチと一緒に眺めて、最終的には大きなものを手に入れた



ゆかりコーチのコーチングは、すごく不思議です。「こうしたほうがいい」とか、誘導されている感じは全くないし、具体的なゴール設定をするわけでもないんですよね。



2人で「どこかなー」「こっち行ってみる?」みたいな。一緒に何かを探しているような感覚なのに、最終的にはものすごく大きなものを得ているんです。



どうやってそれを手に入れたのか、どうしてこうなったのか、おそらく、ほしのさんも予想されていないと思うんですよ。
きっとそうだと思います。



それがすごく不思議で。もう一つ、ゆかりコーチのセッションでいいなと思うところは、セッションとセッションの間を大事にするところです。



セッション後に出される宿題が、毎回、とても考えさせられるものでした。次のセッションに向けて、このワークに取り組む時間も同じくらい大事だったと思います。
どのようなワークでしたか?



自分年表や、モチベーショングラフですね。



自分の生い立ちを年表にするワークなのですが、これのおかげで、自分の子供時代の感情と、自分の子どもたちに対しての感情が一緒になっていると気づきました。



「これは言っちゃダメだ」と、自分を責めていた言葉は、私自身が親に言われて悲しかった言葉であって、目の前の我が子が傷ついているかどうかは別なんですね。
確かにそのとおりですね。3ヶ月間、ご自身の子供時代と、今と、しっかり向き合われたのですね。



そうですね。今はおかげさまで、子どもたちの反応を見て、大丈夫と思える場面が増えました。



ワークで考えをアウトプットして、セッションで話しながら眺めながら、「こうしなきゃ」って思いが外れたって感じですね。
とても素敵です。最後に、ありのままの暮らしを続けるにあたって、やってみたいことはありますか?



まだイメージですが、ハーブティのワークショップなどをしてみたいですね。



参加してくださった方との対話を通じて、コーチングの知識を活かせる場面もあるかもしれないと考えています。
いろいろな可能性がひらけたご様子で、ワクワクするインタビューでした。貴重なお話をありがとうございました!
ご自身の「あるべき」の枠は、それまでの経験が生み出すものです。ときには自分をも守ってくれますが、足かせになってしまうときもあります。
そんな「あるべき」の枠を一緒に眺めながら、いろいろな角度で客観的に見てみると、これまで見えなかった部分が見えてくるかもしれません。
ほしのオフィスでは、コーチングでは、クライアントのありたい姿や、これまでの経験としっかり向き合う時間を設けます。ご相談はお気軽にお声かけくださいね。

