「慎重さ」は堅実なリスクマネージャー -ストレングスファインダー®️の活用-

信州の自然に暮らす 内向型ストレングスコーチ、ほしのゆかりです。

ストレングスファインダー®の「慎重さ」をTOP5に持つ方は、
他人が気づかないようなリスクにすぐ気づきます。
ミスの許されない仕事などで大きく貢献する資質です。

一方で、他者への自己開示が少ない傾向もあります。
自分の発言も、不確実なことが起こるリスクと捉えてしまうのです。

本人も気がつかないうちに、1人で苦しんでしまうことがあるかもしれません。
内向型であればなお、その傾向が強いでしょう。

今回は、「慎重さ」を活かすヒントをお伝えしたいと思います。

慎重さの欲求

「活発性」を持つ方が「これだ!」と思ったらすぐ動き出すのと同じく、
「慎重さ」を持つ方は「まてよ!」と思うとすぐ立ち止まります。

慎重さは、
4つの資質群(実行力/影響力/人間関係構築力/戦略的思考力)のうちの実行力の資質です。
リスクを予見し障害を取り除くことで確実に物事を進展させる強みです。

特に、その人にとって初めての出来事に対しては、
必ず立ち止まり、今後どんなリスクが起きるか予測します。
そのため、起こりうるリスクの対処法を把握したり、心の準備をする時間が欲しい の欲求があります。

慎重さの強み「備えあれば憂いなし」

考えている時には行動として見えませんが、
「慎重さ」は実行力系の資質です。

着実にコトを運べるように多様な選択肢を持ち、
「止まる」という選択も積極的にできる強み
なのです。

例えて言うなら、目の前の地雷にすぐ気づき、
すべて片付けてから進む人。
でこぼこ道は、すみまで平坦にしてから前に進みます。

「慎重さ」の強みを一言で表すと、このような言葉になるでしょう。

  • 万全の備えを尽くす
  • 石橋は叩いて渡る
  • 口は禍の門

不確実な選択はしないため、周囲からの信頼が厚く、結果を残す資質です。

一寸先の闇に光を照らす頼もしさ

「慎重さ」上位の方へ校正をお願いすると、すぐに誤植を見つけます。
「ポジティブ」上位の方がどんなに細かくチェックしていても、一瞬で赤ペンが走るレベルです。

言葉の間違い以外にも、
「この発言をすることで起こる社会への影響」を考慮した指摘が入るため、
新聞の校正、企業のニュースリリースなど、
公的な影響が大きい仕事などでも、非常に頼もしい存在になります。

はじめてのことなどには慎重になり、
下準備や対処方法に時間をかける
慎重さですが、
一度体験していること、準備が整っていること、慣れた作業に関しては
非常にスピーディーに対応します。


さらに初めてのことに関しても、
入念な準備をしてスタートするため、後戻りがありません。
そのため最初は時間がかかるように見えても、
結果は周囲と同じ、もしくは早いことも多いのです。

新しいことに慎重になる

また大きな決断をするときも、特性が現れやすいです。
例えば、家探しを例にとってみましょう。
平日と休日、朝・昼・晩それぞれ内覧したり、
周辺を探索するなどして、時間帯ごとの環境もしっかり調べる!
なんていうことは、慎重さの方にとってはごく当然のことかもしれません。

素敵な間取りを見て「ここにしようよ!」と即決しそうなパートナーに
周辺環境がわからないのに1軒目で決めるなんて、ありえない!
ということはもあれば逆に、
事前に入念な下調べをしており、間違いがないと確信していれば、
その場で即決して周囲を驚かすこともあるでしょう。

多くの人は面倒に思い、気にしないようなことであっても、
慎重さの人にはトラブルになりそうなものすべて予見する心強さがあります。

そのため、踏み外すことは滅多にありません。
踏み外しそうだと思ったら、すぐに立ち止まってリスクを回避するからです。

リスクに備える時間の大切さ

「慎重さ」を持つ人にとって、時間は非常に重要です。
考える時間、リスクに備える時間がなければ、とてもストレスを感じます。


進学、異動など、変化が大きい4月は、一般的にもストレスフルな時期ですが、
慎重さの強みを持つ方にとっては、特にそう感じるシーズンかもしれません。

  • はじめてのこと
  • 慣れないこと

用意周到な「慎重さ」だからこそ、これらは足踏みするきっかけになります。
「石橋を叩いて渡る」慎重さが、
「石橋を叩いて壊してしまう」時には、何が起きているのでしょうか?

慎重さが足踏みする思考の例

慎重さに加えて「内省」「戦略性」「分析思考」の強みを持つ方は、
「こうなったらどうしよう……」
「もしくはこうなったらどうだろう……」と、
あらゆるリスクについて、1つずつ考え続けてしまいがちです。

また、「共感性」「調和性」の強みを持つ方は、
「Aを選択したら●●さんがどう思うだろう」
「Bを選択したらみんなの意見がまとまらないかもしれない」
と、周囲の人の感情に配慮して、なかなか考えがまとまらないということも起きがちです。

そうして考えを巡らしていても、
周囲にはそのことが見えないので、
何もしていないように見られてしまいます。


「いつなの?」「あれはどうなったの?」「早くして!」と急かされると、
さらにストレスが高まる。。。

このようにうまくいっていないと感じるときは、
リスクを読むための十分な時間が無くて、
あまり経験のないところへ向かっているサインかも
しれません。

そんなときは、過去の体験を分析して、
一歩踏み出すために必要な要素を見つけましょう。


また、
大きな決断を迫られることほど、長い時間が必要になります。
相手に「少し待っていて欲しい」と伝えられたら、スムーズかもしれませよね。

慎重さのこころの叫び「準備をさせて!」

仕事の場面などでは、すぐに反応しないという理由だけで
評価が低くなってしまったりすることがあります。

もしかしたら「慎重さ」の強みを持つ方は、
周囲から「何もしていない」「何を考えているかわからない」と
思われているかもしれません。
それは非常に残念なことです。

例えば、相手の反応が欲しい笑顔で接して欲しい「ポジティブ」上司と、
「慎重さ」部下の組み合わせ。

慎重さ部下からみると、ポジティブ上司は、
・理由もなくいつもニコニコとしている
・前回の指示と今回の指示が違う
・抜け漏れが多い
と、ちょっと心配になる。

今回は「ポジティブ」を取り上げましたが、
・そもそもノックをしない
・ノックをしても相手の返事を待たずに開けてしまう
・とにかく早いことが大事!
そんなコミュニケーションをする強みは他にもあります。

そんな時には「慎重さ」がびっくりしているのかも。
大きな決断を迫られることほど、長い時間が必要になります。
「慎重さ」の準備ができるだけの情報をもらったり、
考えている間、扉の外で待ってもらえるようなコミュニケーションが必要
です。

たとえば、
・考えたり検討する時間がどれぐらいとれるのか確認する
・検討する時間が欲しいので●●まで待ってくださいと明確に提示する 
・判断に必要な●●の情報が欲しいと明確にリクエストする
などです。

相手も慎重さの人が「何を求めているのか」の理由がわかって安心します。

自己開示少なめの認識を持つ

慎重さの強みを持つ方の多くは、
「自分のことを話す」についても、リスクと捉える傾向があります。

特に初対面の人や大勢のいる場などで
自分の意見を伝えることはリスクと捉え
誤解を与えないように慎重な発言をします。

人間関係においても、自身のプライベートなことを積極的に自ら話しません。
さらに「共感性」、「調和性」、「親密性」などの資質を併せ持つと
本当に信頼のおける人でなければ、自己開示しない傾向が強くなって います。

時々頑張って伝えても、
相手に否定されたり、聞いてもらえない体験があると
「言わなきゃよかった……」とさらに避けていく傾向があります。

けれども、実は周囲の人も
「もっと●●さんのことが知りたい」と思っているかもしれません。

慎重さの強みを持つ方が、快適に日常を過ごすために
自分でそのことを認識して、「安心して話せる場」で自由に話したり、
自分の欲求を言語化して理解しておくことが重要
です。

そうして安心安全の場で話すことで、
ちょっとリスクのある場所でも
「どんな話しをしたいのか」
「どんなことなら安心して話せるのか」
自分で納得感を持てたり、話すことの練習にもなったりします。

コーチ相手に話をしても良いですし、
「アドバイスはいらないので、5分だけ話しを聞いて欲しい」
などと身近な方に自分からリクエストを伝えて話してみたり、
否定されても傷つかない程度のことから自己開示を意識して話してみるなど
日常シーンでもできることから初めてみてください。

慎重さとコーチング

「ジョハリの窓」をご存知でしょうか?

ジョハリの窓(ジョハリのまど、英語: Johari window)とは自分をどのように公開ないし隠蔽するかという、コミュニケーションにおける自己の公開とコミュニケーションの円滑な進め方を考えるために提案された考え方。

Wikipedia

・自分も他人も知っている自分(開放の窓)
・自分が知らなくて他人が知っている自分(盲点の窓)
・自分が知っていて他人が知らない自分(秘密の窓)
・自分も他人も知らない自分(未知の窓)

自分が知っている自分の特徴と、
他人が知っている自分の特徴を4つに分類し、
自分と他人が知っている自分(開放の窓)を広げていくことで、
自己一致感を醸成し、
他人とのコミュニケーションを円滑にする考え方です。


自己開示が少ない方は、
「わたしはこういう人」と思っている自分と
周囲のひとから「●●さんで△△だよね」と言われる自分に
ギャップがあり、ズレが大きくなりがち
です。

そうすると、
ちょっとした会話でも噛み合わなくなったり、
思いも寄らない言葉をかけられて傷ついたり
物事がスムーズにすすまなくなって困ったり
そんなことが起きがちです。

コーチングセッションでは、
自分の考えていること
実際に起きた事実
まだ起きていないけど心配していること
など自由に話します。

初めてのコーチング、慣れない自己開示に、
どこから話していいのか、
どの程度はなせば良いのか、
ボリューム感もわからず、
なかなか話せない方もいらっしゃいます。

けれども、セッションをすすめるうちに
自由に話せるようになっていきます。

そうして少しずつ自己開示に慣れていく過程で、
自己理解が進んで自分のことがよくわかります。

セッションは話すことで自己開示がすすみ
コーチからのフィードバックを得ることで
自分の知らない自分を知って
開放の窓が自然とひろがります。

すると、
自然と周囲へのリクエストができるようになったり、
もっと自分の希望する方向へ向かうよう選択できるようになったりと、
自己一致感も増して、イキイキとされていきます。

慎重さと内向型

ストレングスファインダー®️の強みは、
資質別に 内向型・外向型 と区別することはできません。

とはいうものの、

内向型の特徴の一部
・思慮深い
・控えめ
・リスク回避的
・理性的
・内部指向
・まじめ は、

可能な限りリスクを回避しようとし、
プライベートなことを外に出さず、
自分の内側で処理している慎重さと
共通項も多いように感じています。

参考記事 : 内向型にコーチングがいい2つの理由と内向型のコーチの選び方

まとめ

不確実事項が多く、スピードが求められるVUCAの時代
「慎重さ」は確実に事態を進展させてくれる非常に頼もしい強みです。

一方で、
変化が多いのは慎重さにとってはストレス大。
加えてコロナの状況下で、あなたにしか見えないリスクを過大に抱え、
これまでよりも閉塞感に喘いでいるかもしれません。

ほしのオフィスのコーチングでは、
守秘義務を遵守しあなたのペースにあわせてお話をお聞きします。

時には言いたくないことをつい話してしまい
ざわざわとする時もあるかもしれません。

コーチはそのことをよく理解していますので、
その「ざわざわ」や「ゆらぎ」にも伴走します。
人間がうまく言えないこと、
言いたくないけど言ってしまうことがあることを、よく理解しているからです。

慎重さの強みを持つ方がイキイキとすることが、
困難な時代を乗り越えていくキーなのかもしれません。

ほしのオフィスのコーチングセッションを希望される方には、
まずオリエンテーションを受けていただきます。
下記よりコーチングセッションについてご確認いただき、オリエンテーションのご予約におすすみください。

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