クリフトンストレングス®︎(ストレングスファインダー®︎)が「まるで占いのよう!」といわれる理由

クリフトンストレングス®︎(ストレングスファインダー®︎)は、米国ギャラップ社が開発した、オンラインの才能診断ツール(無意識の思考・行動・感情がわかる) です。ストレングスコーチは、ストレングスコーチだからこそ持つ資質の知見を活用したストレングスコーチングを提供します。資質理解を通して、クライアントの自己理解を促進し、ビジネスだけに限らず、パフォーマンス向上に貢献しています。その過程でクライアントの方から「どうしてそんなことまでわかるのですか」「今まで言語化できなかったことが明確になった」などと言われることが多くあります。そしてこのような感想を言われることも実はとても多いのです「まるで占いみたい!!」。

クリフトンストレングス®︎と占いは全く異なるものです。ですが、クライアントの方から「まるで占いみたい!!」と言われるということは、ストレングスコーチングと占いには、体験者だけが感じる「似ている側面」があるのかもしれません。今日はその謎をストレングスコーチの視点で紐解いてみたいと思います。

目次

ストレングスコーチとは何をする人なのか

ストレングスコーチとは、クリフトンストレングス®︎(ストレングスファインダー®︎)を開発した、米国ギャラップ社認定コースを受講し、認定を受けたコーチを指します。ストレングスコーチの中には、元々コーチとして活動している中でストレングスファインダー®︎に出会ったというコーチもいますが、ストレングスファインダー®︎を通して初めてコーチングを知ったという方も多いようです。人事関係の仕事に従事し、人材開発のプロの方も多いようです。またコンサルティングを専門としている方、研修講師を専門としている方が、自己理解/他者理解/チームビルディングに役立つツールとしてストレングスコーチになった、というケースもあるようです。

ストレングスコーチは、その人が資質理解を通して自己理解/他者理解を深めることを助け、資質を強みとして発揮して自走できるようサポートします。そのために1対1のコーチングセッションや、1対多の研修・ワークショップなどを社内外にて行っています。

1対1のストレングスコーチングセッションでは、資質の理解がない方には、資質の知見を提供することで、まず資質理解を促します。クライアントは、資質理解を通して自己理解を深めていくことができます。

その際に、「この資質の説明を聞いて、当てはまることはありましたか?」「これまでの体験で似たようなことがありますか?」などと深掘りしていくことで、ストレングスの資質とクライアントの体験が紐づいていきます。単なる資質名だったものが、「強みのもと」として機能するきっかけになります。

ストレングスコーチは、資質の理解を促すために、資質の説明をしたり、他の資質と組み合わさると「このように動くかもしれない」と 仮説を提供することがあります。このことが「占いのようだ」に関係しているようです。

占いのようだ、に込められたこと。

ストレングスファインダー®︎のTOP5について、順番まで同じ人は3,300万人に1人しかいません。つまり、あなた自身のTOP5は、あなたの唯一無二の天才を表しています。

資質の単体としての強みは同じですが、組み合わせてみると資質は七変化の様相で、その人にしかない強みを教えてくれます。経験豊かなストレングスコーチは、資質が組み合わさってどのように動くのかの仮説を立てる経験が豊富なのでしょう。したがって「普段の行動を見られているみたい」「いつも自然とそうしていることがなんでわかるのか」「占いみたい」の感想を多くいただくのだと思います。これがTOP5に限らず、TOP10やALL34を使っていくのでしたらなおさらのこと!!

「この資質とこの資質が影響しあって、自然と●●していることが周囲から感謝されることがあるかもしれません。」

「この資質には●●のような特徴があるので、もしかしたら▲▲の場面手になると自然と体が動いているかも」

などと、あなただけの天才的な動きの仮説の幅がさらに広がっていくので、「どうしてわかるんだろう」と思うのも当然かもしれませんね。

ただ注意しなくてはならないのは、もし相手がストレングスファインダー®︎を用いながら、あなた自身を「●●の資質だから、××はできない」「●●を持っているから、普段から▲▲しているんでしょう?」など、資質を使ったレッテル貼りしてきた時です。これはストレングスファインダー®︎の使い方としても誤っていますし、ストレングスコーチの仕事ではありません。

ストレングスコーチは、“あなたが達成したいこと””あなたが在りたい状態”にむけて、自分の資質をどのように使うのが「あなたらしく」「うまくいく方法なのか」を、適切な資質情報をお伝えしたり、それをもとにコーチングを提供します。「あなたはこれが向いていない」「あなたはこうするべきだ」という使い方をしているコーチと出会った場合には、他のコーチを探すことをオススメします。

ストレングスファインダー®︎は他力を使わない!?

ストレングスファインダー®︎は、一人ひとりの自己理解を促すことで、強みでチームに貢献することはもちろんですが、弱みも積極的に開示できるようになることで、心理的安全意を高め、相互理解・相互補完を促すツールです。

以前どこかで、”ストレングスファインダー®︎と占いの違い”として、「占いは他力もつかう(ストレングスは使わない)」というようなニュアンスのことが書かれているのを読んだのですが、実はストレングスファイダーは、大人の相互補完(他力)も積極的に活用することで、自身とチームの成長をうながすツールなのです。

これはどういうことでしょうか? 資質を介して自分の強みを自覚し、強み(自分)を最大限に活かすということは「自分にとっての苦手」「自分の盲点」についても気がつき、その苦手のハンドリングを上手にできるようになる、ということなのです。

つまり、自分にとって苦手なことについて「見ないふり」をしたり、「無駄な労力をかけて伸ばそうとする」のではなく、「強みを使って補完する仕組みをつくる」ことや「他者の力を借りて苦手をカバーする」ということです。自分の強みをしっかり理解するからこそ、その能力を持っている人への感謝が生まれ、協力を依頼できるようになったり、 相手や場に身を委ねるチカラを育むことに繋がります。

資質の理解にオススメ
資質によって違うものごとの捉え方

クリフトン・ストレングス®単発セッション

クリフトン・ストレングス®(ストレングス・ファインダー®)をもっと知りたい。

自分の資質、傾向の理解を深めて、活用したい

そんな方へ、ほしのオフィスでは単発セッション(資質のプロファイリング)をご用意しています。

こんな方にオススメ

  • ストレングス・ファインダー®の診断結果を見たばかりの方
  • 過去にコーチングを受けた経験が無い方
  • 以前単発セッションを受けた方のリピートの方

占いのようで違う、資質を介して「あなたらしさの発見」を体験してください。

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この記事を書いた人

期待された役割、刷り込みの役割を演じていると、傍目からみてどんなに恵まれた環境にいても、人は疲弊してしまいます。私自身「自分らしく生きる」「幸せとは」を追求し、仏教を学び、コーチングに出会いました。コーチングを通して、あなたが「あなたらしさ」を取り戻し、発揮していくお手伝いをいたします。

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